経営者の良質な経営を効率的に引き出すため、経営・事業リスクに応じた適正水準の内部統制の構築を支援致します。

内部統制とは組織体の経営目標を達成するために、組織内で守るべきルールや仕組みのことをいいます。

内部統制は組織内で守るルールであるため、経営者の判断によって構築をすることになります。また、一方では内部統制の構築は経営者の義務であるということもできます。

内部統制の目的は以下の4つといわれています。

（１）事業の有効性と効率性を高める

（２）法令遵守

（３）財務報告の信頼性を高める

（４）資産の保全

内部統制の構成要素は以下の6つといわれています。

（１）統制環境

（２）リスク評価・リスク対応

（３）統制活動

（４）情報伝達

（５）モニタリング

（６）ITの利用

日本では上場企業に対して金融商品取引法で求められる内部統制制度（いわゆるJ-SOX制度）がありますが、内部統制は上場企業のみならず、全ての企業で構築することが必要になります。

＜J-SOX対応サービス＞

・J-SOX導入時、J-SOXの評価範囲見直し、J-SOXの文書化メンテナンス、J-SOXの効率化等のニーズに対応するサービスを提供致します。

・J-SOX対応を進めるにあたっては以下のようなステップを想定しております。

＜内部統制構築サービス＞

・J-SOX制度は主として財務報告の信頼性という内部統制の目的を果たすために導入される制度ですが、内部統制の目的は財務報告の信頼性に限定されません。また、J-SOXでは制度に従い、ある程度スコープ（範囲）を絞って文書化対応等が図られるため、内部統制構築サービスはJ-SOX対応サービスよりも幅広い内部統制の構築を対象としたサービスになります。

＜決算体制構築サービス＞

・決算体制構築とは、経理業務・開示業務を正確に・迅速に行うための内部統制の構築を意味しています。そのため、広義には内部統制構築サービスに含まれますが、決算体制については悩みを抱える企業も少なくないという認識から別建てのサービスをご用意しております。

＜子会社内部統制構築サービス＞

・子会社内部統制構築サービスとは、内部統制構築サービスを子会社に対して提供するサービスとなります。原則として内部統制構築サービス同様のサービスとなりますが、子会社におけるコーポレート・ガバナンス（例：子会社における取締役会の機能、親会社に対する情報開示・報告等）については親会社からみた場合の内部統制に含まれると考えているため、対象とする内部統制の範囲は通常の内部統制構築サービスよりも広くなっております。

＜連結・子会社決算体制構築サービス＞

・連結・子会社決算体制構築サービスとは、決算体制構築サービスを連結グループ・子会社に対して提供するサービスとなります。原則として決算体制構築サービスを同様のサービスとなりますが、連結決算を行うにあたっての会計方針の統一・決算資料の標準化、子会社からの情報収集に関する内部統制構築（例：連結パッケージ作成等）等を追加で対応することになります。